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嘔吐

急ぎの嘔吐、そうでない嘔吐

 嘔吐には大きく分けて、吐き気がある(気持ちが悪い)ために吐く場合と、嘔吐はしたが吐き気はない、という場合があります。吐き気無しの嘔吐には、元気な赤ちゃんがたくさんミルクを飲んだ後に吐く(飲み自体は良好)場合、小さい子供が咳き込んだはずみで吐く場合などがあります。吐き気のない嘔吐なら、嘔吐そのものを理由にして救急受診する必要はまずないと考えて良いでしょう。(咳き込みや呼吸困難が救急受診の理由になる可能性はあります。)吐き気が強くて、嘔吐を繰り返し、ぐったりしてくるような場合は救急受診の必要が出て来ます。

生後2~3ヶ月までの赤ちゃんのくりかえす嘔吐

 赤ちゃんは一般に食道と胃の間の締まりがゆるく、哺乳の時に空気もたくさん飲み込むことから、哺乳中や哺乳後に、ミルクを吐くことは珍しいことではありません。飲みもよいし元気もよく、体重も順調に増えている場合には、まず心配はありません。離乳が進む頃には自然に吐かなくなるでしょう。少し吐きやすさの程度が強い場合には、哺乳の途中でゲップをていねいに出させたり、哺乳の後しばらく腹ばいにしてあげると(寝具で鼻や口をふさがないように注意して下さい。)吐き方が少なくなるかもしれません。ミルクを飲むたびに吐く、飲みが悪い、体重が増えない、といった場合には一度お医者さんに診てもらって下さい。

もともと元気な子供が急に吐き始めた時

 元気だった子供が、急に吐き気を伴って嘔吐を繰り返す場合は、救急受診の必要が出てくることがあります。
 子供の嘔吐の原因は様々ですが、頻度としてもっとも多いのは、ウイルス性の急性腸炎、いわゆる「嘔吐下痢症」あるいは「お腹の風邪」です。1年を通して見られますが、特に年末年始の寒い季節に流行します。嘔吐が続いて水分をとれない状態が続くと脱水の危険があります。吐き気があっても水分の補給は続けなければなりません。嘔気が強くて青い顔をしている間は、無理して飲ませても、うけつけないで再び吐いてしまう可能性が高いので、我慢してしばらく様子を見ましょう。顔色が落ち着いてきて水分を欲しがったら、飲ませ始めるのですが、一度に多量に飲ませるとまた嘔吐してしまいがちです。下手をすると嘔気と嘔吐の悪循環が始まってしまいます。子供が欲しがっても、最初はスプーンとかお猪口とかで少しずつ与えます。少量ずつの水分補給をくりかえし、嘔気がおさまってくるのを確認してから、飲む量を増やしてゆきます。与える水分は少量の塩分と糖分を含むものが望ましいです。最近は嘔吐下痢症で脱水気味の状態に適したイオン飲料を調剤薬局で購入できますが、とりあえず入手しやすい赤ちゃん用のイオン飲料でも結構です。吐き気がおさまらないうちは固形食は与えないのが原則です。吐き気がおさまってきて水分を飲めるようになれば、夜間や休日の救急受診の必要はありません。
 いろいろ工夫しても、まったく水分が摂取できず、青い顔をしてぐったりしてきたら救急受診もやむを得ません。嘔吐にひどい下痢も伴っている場合は、更に脱水になりやすいので、自宅であまり頑張らずに受診した方がよいでしょう。
 嘔吐に意識障害やけいれんを伴う場合は重症の脳の病気が疑われます。救急車を呼ぶべき緊急事態です。

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